最近よく聞く工事不要の置き型ホームルーター「SoftBank Air(ソフトバンクエアー)」。
ソフトバンクエアーは「工事不要」「最短3日で利用可能」という特徴から工事で穴があけられないマンション・アパート暮らしの人や長期出張などの方から人気があります。
現在検討中の方も調べていく内に「速度が遅い」や「料金が高い」など良い口コミばかりではなく申し込みに不安がある方も多いと思います。
ここではソフトバンクエアーのメリットだけでなくデメリットを含めた11個を包み隠さず紹介しています。
デメリットでは「速度が遅い」理由も解説しています。
デメリット部分も含め納得して判断出来るかと思います。
SoftBank Air(ソフトバンクエアー)について
ソフトバンクエアーの基本的な情報は以下です。
| 月額(税込) | 5368円 |
| ターミナルAir端末代(税込) | 一括：59400円 分割：1650円×36回 ※購入の場合キャンペーンで実質無料実質0円 レンタル：月539円 |
| 事務手数料(税込) | 3300円 |
| 契約期間 | 2年間 |
| 解約料(税込) | 10450円 |
ソフトバンクエアーの特徴をより詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみて下さい。
SoftBank Air(ソフトバンクエアー)のメリット7個
ソフトバンクエアーのメリットは以下7個です。
・工事が不要
・コンセントを指すだけですぐに利用が出来る
・通信制限がない
・スマホがソフトバンク/ワイモバイルなら割引
・引っ越しが多くても引き続き利用出来る
・キャッシュバックがもらえる
・8日以内の申請で無料キャンセルが出来る
メリット①：工事が不要
ソフトバンクエアーの特徴は何と言っても工事が必要ないことです。
マンションの既設光回線は遅い、でも新しい回線工事は出来ないと言われたなど様々な理由で工事が出来ない人は意外と多いです。
工事は出来ないけど、家で動画を見たり通信制限を気にせず利用したいかたにピッタリのサービスになります。
メリット②：コンセントを指すだけですぐに利用が出来る
ソフトバンクエアーは本当に利用方法が簡単です。
本体が届いたらコンセントに指すだけです。
後はソフトバンクエアー背面にあるWiFiの名前(SSID)にアクセスしてPWを入れれば簡単に繋がります。
光回線で自分で無線ルーターを用意した場合は「ONUと無線ルーターを有線LANで繋げて・・・」など少し手間がかかりますがソフトバンクエアーはコンセントに指せばすぐ利用可能です。
機械が苦手な方にもおすすめです。
メリット③：通信制限がない
ソフトバンクエアーはスマホのような10GB使用すると遅くなりますというデータの通信制限がありません。
ソフトバンクエアーとよく比較されるWiMaxのホームルーターは無制限プランがありますが「3日間で10GB」使用すると遅くなる通信制限があります。
家族皆で利用するような場合だと3日間で10GBは越える場合があります。
ソフトバンクエアーはそうした容量制限がないので気にせず利用したい方にはおすすめです。
メリット④：スマホがソフトバンク/ワイモバイルなら割引になる
スマホがソフトバンクもしくはワイモバイルの場合、スマホの月々の基本料が割り引かれます。
対象プランと割引金額は以下です。
▼ソフトバンク
| 対象サービス | 割引額/月 |
| データプランメリハリ／データプランミニフィット | 1100円(税込) |
| データプラン50GB＋ ／データプランミニ | |
| データ定額 50GBプラス ／ミニモンスター | |
| データ定額 50GB ／20GB ／5GB | |
| パケットし放題フラット for 4G LTE | |
| パケットし放題フラット for 4G | |
| 4G/LTEデータし放題フラット | |
| 4Gデータし放題フラット＋ | |
| パケットし放題フラット for シンプルスマホ | |
| （iPad 専用）ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE | |
| （タブレット専用）ベーシックデータ定額プラン for 4G | |
| データ定額（おてがるプラン専用） | 550円(税込) |
| データ定額ミニ 2GB ／ 1GB | |
| データ定額（3Gケータイ） |
▼ワイモバイル
| 対象サービス | 割引額/月 |
| シンプルS/M/L | 1188円(税込) |
| スマホベーシックプラン | 550円(税込) |
メリット⑤：引っ越しが多くても引き続き利用出来る
ソフトバンクエアーは基本的には申込んだ時の住所エリアでしか利用が出来ません。
しかしWeb手続きや店舗手続きをすれば引っ越し先でも利用することが出来ます。
もちろん引っ越し先でも工事は不要でスマホとのセット割引も継続されます。
出張や転勤が多い方に人気な理由のひとつです。
メリット⑥：キャッシュバックがもらえる
ソフトバンクエアーは3万円程度のキャッシュバックが貰えます。
モバイルルーターはキャッシュバックがない所が多いので同じネット回線を入れるので3万円貰えるのは嬉しいです。
メリット⑧：8日以内の申請で無料キャンセルが出来る
ソフトバンクエアーは初期契約解除制度というものがあり、商品到着後通信品質に問題があった場合は8日以内の申請で無料キャンセルが可能になります。
初期費用、通信料金、端末料金が免除されます。
地域によって速度が出ない口コミもあるので、気兼ねなく申し込みができるのは安心です。
SoftBank Air(ソフトバンクエアー)のデメリット4個
次はソフトバンクエアーのデメリットについてです。
デメリットは以下4個です。
・速度が遅くなる場合がある
・持ち運びは出来ない
・2年縛りがある
・3年以内に解約すると端末代残債がある
デメリット①：速度が遅くなる場合がある
ソフトバンクエアーの口コミで「速度が遅い」というのをチラホラ見かけます。
ただしソフトバンクエアーで通信速度が出ていて快適に使えている人がいるのも事実です。
ではなぜこんなにも格差が出るかと言うと
「住環境と使い方によって雲泥の差が出るから！」です。
少し言い過ぎかもしれませんが、基地局から無線で電波を飛ばしている仕組み上家が鉄筋であったり置き場所の違いで速度が出なくなってしまいます。
使い方で速度が悪くなっている主な要因は以下です。
・家が鉄筋コンクリートである
・設置場所が悪い(窓際に置いていない)
・ソフトバンクエアー提供エリア外である
・接続台数が多い
・速度制限を受ける場合がある
家が鉄筋コンクリートである
マンションなどに多いですが鉄筋コンクリートは一般的に電波を通しにくいと言われています。
このような住まいで窓際以外の角などに設定していると外から電波が拾えず遅くなることがあります。
次の理由にも類似しますが、この場合は窓の近くに移動させると速度が安定します。
設置場所が悪い(窓際に置いていない)
家が鉄筋コンクリートでなくても壁があるとどうしても電波の受信が弱くなります。
木造であってもごちゃごちゃさせたくない理由で押し入れや収納棚などに入れてしまうと速度が遅くなってしまいます。
また電子レンジの電波とWiFiの電波は干渉しやすいのでキッチン近くに置くのもNGです。
基本的には窓の近くに設置するのが正しいやり方です。
こうした理由でSNS上で「遅い」と言っているユーザーは一定数いるかと思います。
ソフトバンクエアー提供エリア外である
お住まいの住所がソフトバンクエアーのエリア圏内か確認せずに契約している場合もあります。
以下サイトで郵便番号を入力して対象エリアが最大速度どれくらいか確認することが出来ます。
ここでの注意点はエリア外の場合「下り最大175Mbps／165Mbps／112.5Mbps／110Mbps」とかなり低速です。
そもそも速度が出ない地域で速度が遅いのは当たり前です。
接続台数が多い
今はテレビや家電もインターネットに繋がるようになっています。
テレビで動画配信サービスやYouTubeを見るためテレビが常時接続状態であることは珍しくありません。
また家族全員がスマホを利用している場合はそれだけ1台に使える速度が出なくなります。
例えスマホを使用していなくてもWiFiに接続していれば微々たる通信は発生しているので速度低下の原因にもなります。
速度制限を受ける場合がある
ソフトバンクエアーは「1日〇〇GB使用したら速度低下する」というのはありませんが、回線混雑がした場合に速度制限をすることがあります。
特に夜間(21時前後)で速度制限になることがあります。
制限になった場合はどうすることも出来ないので待つしかありません。
ただ速度制限と言っても10Mbps程度は出ているのでWeb閲覧やSNSの使用は問題ありません。
高画質動画を見る場合は重くなるかもしれません。
デメリット②：持ち運びは出来ない
ソフトバンクエアーはモバイルルーターのように外に持ち出して使用することが出来ません。
基本的には登録住所エリアないでの使用のみとなります。
ただし引っ越しや転居の場合は、使用場所の変更手続きをすれば引っ越し先でも使用する事が出来ます。
Web申請も可能なので手軽にできます。
デメリット③：2年縛りがある
スマホでは最近2年利用しないといけないなどの縛りがなくなりましたが、ネット回線にはまだこの縛りがあります。
ソフトバンクエアーの縛りは2年で途中解約すると解約料：10450円(税込)がかかります。
この縛りがどうしても嫌な場合は縛りのないモバイルルーターがおすすめです。
デメリット④：3年以内に解約すると端末代残債がある
ソフトバンクエアーを購入した場合月1650円×36か月(合計59400円)かかります。
ただ月々割として同額の-1650円×36か月が割り引かれる為3年利用すれば端末代はかかりません。
3年利用すればかからないので、仮に2年で解約した場合残りの1650円×12か月(合計19800円)を支払わなければなりません。
まとめ～迷ったら申込みするのもアリ～
いかがでしたでしょうか。
工事が出来ない人におすすめの一つです。
心配される通信速度は環境によって異なりますが、設置場所や家の構造・エリアによって原因は様々です。
ただし意外にも正しい設置やエリア確認をしていないユーザーも多いはずです。
それでも不安という方は初期契約解除制度があるのでまずは契約して実際に使ってみるのも良いかと思います。
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