「マンションでインターネットを利用するには何からすれば良いのでしょうか」という質問を多く聞きます。
「工事が必要？」「インターネット対応と完備の違いは？」「どこと契約していいか分からない」など何から始めていいか分からない人は意外と多いです。
この記事ではそんな方にインターネットが利用可能なマンションなのかの確認方法からおすすめプロバイダーなどを説明します。
まずは今のマンションでインターネットが使えるか確認しましょう
マンションによっては入居と同時に利用出来たり、工事をしないと利用出来なかったりマンションによって異なります。
まずは契約時の要項などでインターネット環境を確認をします。
基本的には以下が記載されているかと思います。
| インターネット完備 | プロバイダ契約まで実施済の状態。 自身で契約する必要がなく、入居後すぐに利用可能 |
| インターネット無料 | インターネット完備と同じ |
| インターネット対応 | 共有部まで配線完了している状態。 自分でプロバイダ契約する必要がある。工事も必要。 |
| 光ファイバー対応 | インターネット対応とほぼ同じ。光回線に対応しているのを明記 |
直ぐに利用可能か、工事が必要かなどをまとめると以下になります。
| 項目 | すぐに利用可能か | 別途契約が必要か | 工事が必要か |
| インターネット完備 | 〇 | 不要 | × |
| インターネット無料 | |||
| インターネット対応 | × | 必要 | 〇 |
| 光ファイバー対応 | |||
| 未導入(何も記載なし) | × | 要確認 | 要確認 |
「インターネット完備(無料)」「インターネット対応(光ファイバー)」「未導入」それぞれの流れ
上記でも説明しましたがマンションのインターネット環境は以下3つに分けられます。
・インターネット完備(インターネット無料)
・インターネット対応(光ファイバー対応)
・未導入
インターネット完備(インターネット無料)は何もせずに利用可能
インターネット対応(光ファイバー対応)となっているマンションは既に部屋まで光回線が通っていてインターネットが利用出来る環境になっています。
なので基本的には入居と同時に利用が可能です。
この場合特に自分でプロバイダーと契約する必要はありません。
インターネット代は家賃に含まれている形となります。
インターネット対応(光ファイバー対応)は自分でプロバイダーと契約が必要
インターネット対応(光ファイバー対応)物件では、自分でプロバイダーと契約/申し込みが必要です。
以下基本的な流れとなります。
・どの光回線が使用出来るか確認する
・好きなプロバイダーに決める＆申込む
・工事日程を決める
・工事が完了したらインターネット利用開始
どの光回線が使用出来るか確認する
どの光回線が使えるかは利用したい各光回線のHPで住所を検索するだけで簡単に判断出来ます。
| 回線種類 | 確認方法 |
| NTTフレッツ光回線 (ドコモ光) (ソフトバンク光) (so-net光) (OCN光) (BIGLOBE光) その他光コラボ回線はこちら | |
| NURO光回線 | NURO光の提供エリアの確認はこちら (※適当なプランから申込みに進むと最初の画面で確認が出来ます) |
| auひかり回線 | auひかりの提供エリアの確認はこちら |
利用したい光回線が決まっていればまずは該当の光回線の提供エリアを確認します。
最近聞く「光コラボレーション」とはフレッツ光回線を借りて自社ブランドとして販売している会社のことです。 つまりフレッツ光の提供エリアを調べれば大半の○○光は使用可能です。
どのプロバイダーと契約して良いか分からないと言う方は以下主要光回線8社を徹底比較した記事があるので参考にしてみて下さい。
好きなプロバイダーに決める＆申込む～工事完了まで
次に必要なことは、プロバイダへの申し込みです。
その後、回線業者から工事実施のお知らせがきます。工事と言ってもマンションに備え付けられた配線管にケーブルを通すようなイメージです。
工事の際は入居者が立ち会う必要があるため、自分の都合に合わせて日程を決定しましょう。
開通工事や設定が完了すると、インターネットの利用がスタート可能になります。
光回線未導入の場合
光回線が未導入マンションの場合、大家さんか管理会社にどの光回線が利用出来るか確認をします。
基本的な流れは以下になります。
・光回線の導入が可能か大家さんか管理会社に確認する
・導入が可能な場合、どの光回線が使えるか確認する（フレッツ光、nuro光、auひかりなど）
使用可能な光回線が分かったらあとは好きなプロバイダーと契約するだけ
・利用不可だった場合は、ホームルーターなど別の選択肢を検討する(※詳細は以下解説)
インターネット対応と異なるのは電柱から光回線がマンションに引き込まれていないので、その工事する許可が必要になります。
大家さんに伝える時は「インターネットを利用したいのですが、配線作業などが必要になるのですが利用しても良いでしょうか。」などと伝えましょう。
ポイントはあまり「工事」というワードは使わない方が良いです。
「工事＝家が壊れそう」と言うイメージになります。
許可が取れた場合はプロバイダーを選ぶことになります。
上記でも説明しましたがどのプロバイダーと契約して良いか分からないと言う方は以下主要光回線8社を徹底比較した記事があるので参考にしてみて下さい。
インターネット導入の許可が得られなかった場合
残念な場合、光回線未導入マンションで管理会社等から許可が得られず光回線が利用出来ない場合があります。
そう言う時は「工事不要」でインターネットが利用出来るものがおすすめです。
「工事不要」でインターネットが利用出来るものは以下２つがあります。
・ホームルーター
・ポケットWiFi(モバイルルーター)
ホームルーターはコンセントに差すだけで利用出来る置き型WiFiです。
ポケットWiFiは小型で外に持ち運びが出来るWiFiです。
「工事がいらない(最短翌日とかに利用出来る)」「持ち運びが出来る」「料金が安い」と言った特徴があります。
機械を家に置いておけばインターネットが利用出来るその手軽さから「一人で利用する方」「引っ越しが多い方」から人気があります。
おすすめのホームルーターはこれ！
ホームルーターは「SoftBank Air」と「WiMax Speed Wi-Fi Home」の2つがメインです。
選び方はシンプルで「家族2,3人以上で利用するならSoftBank Air」「利用者が2人以下ならWiMax」です。
| 会社 | 月額(税込) | 最低利用期間 | 速度制限 | キャッシュバック |
| SoftBank Air | 5368円 | 2年 | なし | 3万円 |
| WiMax | 3929円 | 1-3年 | 3日間で10GB | なし |
| 会社 | 選定コメント |
| SoftBank Air | 家族2,3人以上で利用するならこっち |
| WiMax | 複数人で利用すると速度制限(3日間で10GB)がかかる可能性がある為、 利用者が2人以下ならこっち |
WiMaxが利用者2以下の理由は複数人で利用すると速度制限(3日間で10GB)がかかる可能性があるからです。
ホームルーターは代理店の参入が多く、申込み先によってキャンペーンや月額が異なります。
ベストな申込み先をまとめた記事があるので参考にしてみて下さい。
おすすめのポケットWiFiはこれ！
ポケットWiFi(モバイルルーター)も多くの会社が存在します。
正直何も知らない人が主要ポケットWiFiの月額料金やキャンペーンなどを全て比較するとなると大変です。
本サイトでは主要ポケットWiFi13社を徹底比較し、「利用期間別」「使用データ量別」などから利用用途に合わせたおすすめWiFiを紹介しています。
詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マンション・アパートでインターネットを利用する為の確認方法や流れを説明してきました。
インターネットが対応しているマンションであれば自分の住所を検索して対応している光回線に申込むだけで簡単です。
対応していなくても大家さんに気軽に確認すれば問題ありません。
どうしても工事が出来ない場合は工事が不要なホームルータやポケットWiFiを検討してみて下さい。
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